菊花賞 2023

25079003_s.jpg競馬ファンの皆さん、菊花賞が迫っています!今年のレースは特に注目に値します。なぜなら、春の二冠を分け合った2頭のトップ競走馬が再び激突するからです。今回は、両馬の戦績とデータを比較し、菊花賞の勝者について考えてみましょう。

競馬ファンの皆さん、秋の一大イベント、菊花賞が間近に迫っています。毎年、菊花賞は日本競馬の最も重要な競走の一つであり、春のクラシック戦で一二を争った有力馬たちが再び激突します。今年の菊花賞は、特に注目に値するでしょう。

まず、今年の有力馬たちを振り返りましょう。皐月賞で優勝し、日本ダービーでも見事1、2着を獲得した2頭が、再び舞台に立ちます。この二頭の競り合いは、競馬ファンにとって非常に楽しみな瞬間です。しかし、一夏を越えての競走となるため、他の馬たちにもチャンスがあることは忘れてはいけません。そのため、今回は皐月賞で1、2着に入ったソールオリエンス、タスティエーラ、そしてトライアルを制したサトノグランツの3頭を比較して、菊花賞の勝者について考えてみたいと思います。

まず、前走の成績から見てみましょう。ソールオリエンスはセントライト記念で2着、タスティエーラは直行、そしてサトノグランツは神戸新聞杯を制し、菊花賞に向かってきました。これらの競走の前走成績を見ると、セントライト記念組が​1​、日本ダービー組が​2​、神戸新聞杯組が​3​という結果になります。ここから注目すべき点は、過去10年の菊花賞勝者が、セントライト記念組ではなく、トライアル組から出ていることです。特に、ソールオリエンスのセントライト記念2着を見ると、本番での成績は​4​となっており、非常に期待できるデータです。つまり、ソールオリエンスの前走成績は非常に頼りになりそうです。

次に、各馬の適性について考えてみましょう。ソールオリエンスは皐月賞で見せた圧倒的な末脚が特筆すべき点です。重馬場の中で、4コーナーの17番手から直線だけで全馬を差し切るという驚異的なパフォーマンスを見せました。皐月賞の上がり3F35秒5は、2位のファントムシーフよりも0秒9も速い数字です。京都芝3000mではスローペースのレースが多いため、直線での切れ味が重要となります。ソールオリエンスは、そのようなレースで活躍できる素質を持っていると言えるでしょう。

次に、タスティエーラについて考えましょう。彼女は皐月賞2着、日本ダービー1着という素晴らしい成績を収めています。上がり3Fのベストは33秒5で、他の2頭に比べて若干遅いかもしれませんが、彼女は先団に位置取って早めに抜け出すタイプの馬です。そのため、上がり3Fの数字が速い必要はありません。ただし、彼女の切れる脚に期待するのは難しいかもしれません。

最後に、サトノグランツについてです。彼は上がり3Fのベストが33秒1で、3頭の中で最も速いです。このことから、サトノグランツは最後の直線で良い脚を使えるタイプの馬と言えます。したがって、彼が前でレースを進めることができれば、非常に面白い存在になるでしょう。

長距離戦において、騎手の能力も非常に重要です。競馬界には「長距離は騎手で買え」という格言があります。そのため、騎手の長距離戦の成績を調べてみることも大切です。ここでは、3騎手の長距離戦の成績を見てみましょう。

まず、ソールオリエンスに騎乗予定の横山武史騎手。彼の長距離戦の成績は、勝率8.9%、連対率15.2%、複勝率25.9%と3騎手の中では最も見劣りします。1番人気でも​1​で、複勝率41.7%と少し心許ないデータです。しかし、過去の菊花賞の結果を見ると、2021年のタイトルホルダーで1着、2022年のドゥラドーレスで4着など、ソールオリエンスと京都競馬場の相性は良いことが分かります。つまり、横山武史騎手は京都での重要な競走での成功経験があるため、ソールオリエンスの菊花賞制覇に期待できるでしょう。

次に、タスティエーラとコンビを組む予定のJ.モレイラ騎手。彼は過去に京都で騎乗機会が限られていましたが、7勝を挙げ、勝率38.9%、連対率44.4%、複勝率61.1%と非常に高い数字を記録しています。また、1番人気の成績が​2​に対し、2番人気以下は​3​という結果も注目すべきです。従って、タスティエーラの騎手としての能力は非常に高いと言えます。当日の人気によって、J.モレイラ騎手とタスティエーラのコンビがどれだけ強力かが変わることになるでしょう。

最後に、サトノグランツに騎乗予定の川田将雅騎手。彼は過去に10勝以上の勝利を挙げており、勝率14.6%、連対率24.4%、複勝率36.6%と、日本の騎手たちの中でもトップクラスの数字を持っています。ただし、重賞戦では​4​と勝率22.7%、平均着順は7.6と人気を下回っている点が気になります。川田将雅騎手は日本ダービーでリバティアイランドを牝馬三冠に導いた実力派の騎手ですが、サトノグランツとのコンビはまだ成果を上げていません。しかし、彼の騎手能力を考えると、逆転の可能性があることも忘れてはいけません。

最後に、父系についても考えてみましょう。各馬の父がどのような成績を持っているかを調べることで、競走馬の特徴を知る手がかりになります。

ソールオリエンスの父であるキタサンブラック産駒は、芝92勝に対しダート39勝という成績を持っています。特に芝の距離別成績では、2500m以上の競走で勝率20.0%、単回収率147%と非常に好成績を収めています。菊花賞の京都芝3000mは長距離戦で、このデータはソールオリエンスにとって追い風と言えるでしょう。

タスティエーラの父であるサトノクラウン産駒は、芝22勝に対しダート5勝という成績を持っています。特に芝の距離別成績では、2500m以上の競走で勝率9.1%と、距離の壁がある印象です。

サトノクラウン自体は皐月賞3着、ダービー2着、神戸新聞杯1着など、長距離での好成績を持つ競走馬であり、その遺伝子を受け継ぐタスティエーラが、距離の壁を越える可能性も考えられます。

最後に、サトノグランツの父であるサトノダイヤモンド産駒は、芝32勝に対しダート10勝という成績を持っています。特に芝の距離別成績では、1400m未満の短距離競走で勝率15.2%と、距離別成績では最も優れています。しかし、2500m以上の競走では未勝利に終わっており、データ的には距離に対する課題が残っています。ただし、サトノダイヤモンド自体は長距離競走での好成績を持ち、サトノグランツが距離を乗り越える可能性もあるでしょう。

ここまでのデータと分析を踏まえて、菊花賞2023年の有力馬たちの評価をまとめると、以下のようになります。

ソールオリエンスは、京都競馬場での好成績や父キタサンブラック産駒の長距離データから、菊花賞制覇に一番近いと言える。
タスティエーラは、J.モレイラ騎手の長距離戦の実績が頼りで、人気次第で逆転の可能性がある。
サトノグランツは、距離別成績やサトノダイヤモンドの遺伝子を考えると、距離に対する課題が残るが、川田将雅騎手の実力を活かす可能性もある。
最終的に、競馬は予測不可能な要素も多いスポーツであり、データや成績だけで結論を導くことは難しいこともあります。しかし、これらのデータと分析を参考にして、自身の馬券戦略を検討し、楽しみながら菊花賞を楽しむことができるでしょう。競馬は予測と興奮が絶妙に組み合わさったスポーツであり、今年の菊花賞も見応えのある一戦になることでしょう。

この記事へのコメント