ローズステークス 2023

ローズステークスが阪神競馬場で開催される直前情報をお伝えします。◎ ブレイディヴェーグブレイディヴェーグは前走で見せた驚異的なパフォーマンスが注目されています。そのレースでは、東京芝2000m(1勝クラス)で1分57秒9という圧倒的なタイムを記録し、1986年以降の同条件レースで最速のタイムとなりました。このような好タイムを叩き出したことから、ローズステークスでも好時計決着が期待されています。ブレイディヴェーグは放牧から8月19日に帰厩し、その後の調整も順調です。調教担当の佐藤助手は「入厩当初は夏バテ気味だったが、そこから立て直した。馬の状態は良好だ」と語っており、調整の遅れを感じさせません。この調子でレースに臨むことになるでしょう。〇 ソーダズリングソーダズリングも注目の一頭です。最近の調教タイムが非常に良好で、仕上がり具合が騎手や調教師から高く評価されています。1週前の坂路で4ハロン50.7秒、ラスト1ハロン12.0秒という好タイムを記録し、13日にも坂路で4ハロン51.7秒、ラスト1ハロン11.9秒の素晴らしいパフォーマンスを見せました。田中助手は「休養明け初戦になるが、仕上げに苦労するタイプではない」と語り、騎手の武豊も「相変わらずいい動き。馬なりだったけれど、仕上がっている」と好感触を示しています。ソーダズリングは休み明けながら、しっかりと調整されており、レースでの活躍が期待されます。これらの情報から、ローズステークスはブレイディヴェーグとソーダズリングが注目の存在と言えるでしょう。好タ…

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セントウルステークス 2023

セントウルステークスにおけるドルチェモアについての評価は、安田記念での18着の成績が厳しいものでした。この競走では、ドルチェモアは見せ場を全く作ることができず、逆に非常に苦しい競走を強いられたといえます。ドルチェモアはかつて朝日杯フューチュリティステークスで優勝経験がありますが、その際の競走相手は競馬ファンからは評価があまり高くありませんでした。また、その競走では幸運な展開にも助けられ、競走路の状態が内側有利だったことも影響しています。そのため、この優勝の価値は、本格的なG1競走での実績とは比べ物にならないと言えるでしょう。したがって、セントウルステークスの予想においては、ドルチェモアに対しては、距離を短縮し、競走相手を相対的に弱化させることで、その持ち味であるスピードを最大限に活かす可能性があると言えます。しかし、優勝候補とまで評価するには至らず、あくまで一つの選択肢として考えるべきでしょう。

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新潟記念2023

新潟記念は過去10年間で2回も3連単が50万円を超える高額払い戻しを記録するなど、比較的不安定なレースとして知られています。昨年のレースでも、10番人気のカラテが1着、9番人気のユーキャンスマイルが2着、3番人気のフェーングロッテンが3着に入るなど、予想外の展開となり、3連単で70万9120円の払い戻しがありました。このような結果から、新潟記念は下位人気の馬にとってもチャンスがあるレースとされています。このレースは通常、後半のラップが速くなり、決勝は長い直線での追い込み合戦が多い傾向にあります。脚質に注目すると、差し馬が5回勝利し、追い込み馬も3回勝利するなど、中団から後方に位置する馬が成功することが多いです。逆に、先行馬は2回しか勝ったことがなく、逃げ馬はまったく勝てていないという厳しい状況があります。また、上がり3Fのタイムを見ても、1位が5回勝利し、2位が2回勝利しており、年末の末脚勝負が特徴と言えます。今回の出走馬を見ると、サリエラが新潟記念でも末脚を発揮する可能性が高いと評価されています。サリエラは前走の関ケ原Sで上がり2位の末脚を見せ、優勝した実績があり、今回は斤量が53キロと軽く、有力な候補として注目されています。同様に、ファユエンも考慮されており、高配当を狙う上で重要な選択肢となるでしょう。

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